DHフーズが新工場への投資を決めた理由
開所式で、取締役会長兼社長のグエン・チュン・ズン氏は、工場の予定通りの完成に尽力したプロジェクトコンサルタント、投資家、パートナー企業、そしてすべての従業員に感謝の意を表しました。また、DHフーズが新工場に投資した理由についても次のように語りました。
DHフーズは、2023年に中国、日本、韓国、米国、ドイツで展示会に参加した後、新工場への投資を決定しました。節目は2023年10月末、ドイツのAnuga展示会から帰国した時で、取締役会は新工場の建設を開始することに全会一致で同意しました。

絆工業団地の選択 ― 戦略的な動き
多くの工業団地を調査した結果、Kizunaを選びました。入居企業の50%は日本と韓国企業、11%はアメリカとヨーロッパ企業です。また、入居企業の約30%は食品・飲料業界で事業を展開しています。
DHフーズは、この工場でソース製品ライン(ディップソース、各種調味料ソースなど)と新製品ラインの開発に注力しています。また、BRC、IFS、BSCIといった最高水準の品質管理システムと食品安全認証の取得を目指しており、今年第4四半期には取得を目指しています。
この新しい工場により、Dh Foods は、現在世界最高の食品安全衛生証明書を要求するドイツの Aldi、Lild、日本の Aeon、Beisia、Costco、OK Corporation、Sandi、Halows チェーンなどのスーパーマーケット チェーンに供給している新しいパートナーと協力できることに自信を持っています。
先週3月1日に開催されたFOODEX JAPAN展示会の後、DHフーズはイオン香港とイオンマレーシアからも連絡を受けており、これらの国におけるトップバリュブランド向けDHフーズの製品について情報提供を求められています。新工場の開設により、DHフーズはフランスのカルフールとE.レルクルック、そして日本の業務スーパーとドン・キホーテで現在販売されている製品をより適切に供給できるようになります。
DHフーズのCEOは、これが将来、このモデルに倣い、各製品ラインを個別に生産する工場チェーンを構築するための第一歩となることを期待しています。いつか、もしかしたら5年後、あるいはもっと後になるかもしれませんが、DHフーズは売上高1兆円の節目に到達するでしょう。


株主・パートナーからのメッセージ
グエン・チュン・ズンCEOの挨拶の後、取締役のトラン・ヴー・ハイ氏はユーモアたっぷりにこう述べた。「株主として、長年の期待である標準工場の開設を成し遂げたDHフーズを祝福したいと思います。ズン氏が将来の工場チェーンについて語ってくれたのも大変嬉しく思います。売上高は1兆円には届きませんが、ズン氏が引退するまでにDHフーズを少なくとも10兆円の売上高に導いてくれることを期待しています。」(笑)


このイベントにはプロジェクトコンサルタントも参加し、アイデアの選定、レイアウトの策定、設計の洗練、各建設工程の監督、各技術セクションへの綿密な指導、建設会社の選定、そして各項目の施工監理の指導など、Dh Foodsチームに貴重なアドバイスを提供しました。Le Duc Tien氏は次のように述べています。 「プロジェクトには、進捗、プロジェクトの品質、そしてコストという3つの重要な要素があります。今日まで、すべてが透明性と明確な情報開示のもとで完了しました。Dh Foodsの経営陣がこれを効果的に活用し、設定された事業目標を達成することを心から願っています。」

DH Foodsが工場の立地先として選んだKizuna JV Joint Stock Companyの代表、Truong Nhan The氏は、DH Foodsチームとのレース体験を次のように語りました。 「DH FoodsがKizunaに来たのは2023年末(正確には2023年12月25日)で、正月と旧正月の休暇を除いてわずか2か月ほどでした。これはまさに建設における記録的な出来事です。短い作業期間でしたが、DH Foodsスタッフの細心の注意、プロ意識、そして献身的な姿勢を見ることができました。最近、DH Foods工場の裏を歩いていたとき、Kizunaが投資していない新しい舗装道路があったので驚きました。尋ねてみると、DH Foodsが工場を完璧にするために自ら手がけたとわかり、非常に感銘を受けました。」

結論
できれば、チーム全体の団結と熱意により、Dh Foods は創業当初から大切にされてきた、世界のキッチンのスパイスコーナーになるという夢を実現できるでしょう。

